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こんな感じ(自称「半農半活動」)で生息しています。
① 可能な限り自給自足(とりあえず家庭菜園と年収100万円程度の生活)
② ①以外の時間を、社会問題の解決に充てる(取り組む問題は何でもあり)
半農半X とBライフにインスパイアされました。

死なない以上は、子孫と環境に負の遺産を残さないように生きれればと考えています。
単身で気楽に生活、ピンピンコロリでフェードアウト!が理想です。
詳しくは、公式ブログ見てください。よろしくm(._.)m
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コメントいただければ、かならずお返事いたします(^^)
ネット環境のない場所を放浪していたりで、お返事に2~3日かかることもあります<(_ _)>

「労働」のリベンジとしての「消費」にサヨナラを(^_^)/~~ [考えているコト]

以下の2冊を読んで、適度な「労働」と「消費」について、考えてみました。

命を奪う「激安」社会『命を奪う「激安」社会 デフレに立ち向かえ! 』(朝日新聞デジタルSELECT) 
著 者:  週刊朝日編集部
発売日:  2014年12月
出版社:  朝日新聞社

内容紹介
一流市場に出ない激安食肉とは何か。格安ツアーバスの運転士が高速道路を蛇行運転するのはなぜ?
迷路のような旅館が格安なのはどうして? 客が絶えない格安医療・美容業界の営業努力とは……。
とどまることのない「激安」競争が社会を、命を脅かしている。安かろう、悪かろう、激安にはワケがある。そのワケに潜む大きな危険性を豊富な実例を示しつつ検証し、「格差」「値下げ」の連鎖から抜け出すデフレ克服の方策を探る。

辛坊治郎氏がいうデフレ・スパイラルの構図
給料が下がり、より安いものを消費者が求め、商店が安さを武器に客を集める。商店はそのために、卸元や生産者に価格競争を強いる。
生産者は値段を下げるために、あらゆる経費を削るが、中でも、安価な商品ほど人件費の占める割合が大きいがゆえに、賃金が最大の削減対象となる。そして賃金を下げられた消費者は、さらに安い商品を求めになる。

流通ジャーナリストの故・金子哲雄氏
安全性と価格はトレードオフ。すなわち、安さの裏では安全性を犠牲にしている可能性もあるということです。

首都圏青年ユニオンの川添誠書記長
安価な商品を望む消費者と、高い給料を望む労働者の利益は一見、相容れないように見えます。
しかし、労働者も職場を離れれば消費者になる。十分な賃金が支払われていないと適正価格の商品を買えず、安さを求めることになって結局は企業の首を絞めることになります。
安全な商品を提供するには、それなりの賃金や余裕を持った働き方が欠かせないのは当然で、企業が働き方に見合う賃金を支払うことが、デフレ克服の第一歩ではないでしょうか。


わたしなりのまとめ
労働市場は傾向としては供給過多、かつ労働運動も低迷しているため賃金は低下

輸入品(食料・エネルギー・原料等)は、国際競争の激化と円安により高騰傾向
しかし、価格転嫁が困難たため、人件費を下げることでコストダウンを図り、利益を確保しようとする(①の状況により容易に行える)

消費者の大部分は賃金が低下した労働者であり、かつ商品は供給過剰であるため、価格を下げる等しないと売り上げは伸びない。価格を下げた分、人件費を下げることでコストダウンを図り、利益を確保しようとする(上記②と同じ構造)

企業が利益の一部を賃金アップに振り分けない限り、適正な対価を払って安全な商品を手に入れることは困難

「お客様」がやかましい『「お客様」がやかましい』

発売日:2010年02月
著 者:森真一
出版社:筑摩書房 

内容紹介
 現代の日本社会は「お客様=神様」として扱うが、客の不満はゼロになるどころか、不満は増大し、自主性の欠如や拝金主義、暴力につながっていく。「お客様」社会の問題点と脱却法を考える。


お客様社会客を認めてあげること、客の不満を徹底的に排除することによって、競争に打ち勝とうとする社会
→相対的不満(客の期待レベルが非現実的なほど高度になっているがゆえに生じる不満)を感じさせやすくなる。
「聖なる」欲望を持つ客には、不満をあたえた店員を暴力によって処罰する正当な理由があるかのように、客に感じさせる社会

日本の「お客様」社会化は、接客の場を超えて、学校・医療・福祉等に浸透
ビジネスの世界でなくても、「お客様」社会化するかどうかは、需要と供給のバランス次第

①「お客様」のために労働のストレスが増加
②そのストレスを「お客様」になることで解消(度が過ぎれば買い物依存症)、時にそれは暴力・暴言に
①②、①②と繰り返すことで、より不満は増大して行く。


「お客様」としてもてなされるのは、お金を払う(可能性がある)から→拝金主義
働く人のあいだにも、給料さえもらえれば、あとはどうなろうとかまわない、という気分が色濃くなります。

拝金主義による社会のシステム化お金に過度の価値が置かれ、お金にうるさくなると、どれだけお金を払うと、どんなことができるのかがはっきりわかるようにしてほしいという、システム化への欲求が強くなってゆく

だれもがあるときは「お客様」になり、またべつのとき「お客様」を相手にする労働者になります。だから、「お客さま」社会化は、消費と労働の両方の場面から考え続ける必要があるのです。

わたしなりのまとめ
「お客様社会化」にしても『「激安」社会』にしても、根本にあるのは企業(資本)による儲け(利潤)の極大化(以下、たんに「極大化」)

極大化のための二つの方策が
Ⅰ人件費の抑制(賃下げ)
Ⅱ売り上げの増大(このための、①サービスの向上、②低価格化)
→Ⅱの①は労働強化、同じく②はⅠをさらに進めることに

高度経済成長以降から20世紀末ぐらいまでは、安く原料を仕入れて加工し高く売るということで、利潤を拡大してきました。
しかし、新興国のキャッチアップ等によって、それが困難になった結果、極大化のためには、ⅠとⅡの①②、つまり労働条件を悪化させる方法が主流となったのです。

その結果、労働者としての自己実現の可能性が低くなるばかりか、労働者であることに苦痛(ストレス)を感じる機会が多くなります。

こうなると、労働(賃労働)で虐げられた自分を消費で慰安する、又は物質的富やサービスの入手(消費)で自己実現を果たそうとしがちです。

ところが、紹介した二つの書籍からも伺えるように、消費者としての自己を満足させればさせようとするほど、労働者としての自己はますます傷つくのです。

右肩上がりの成長が見込めるなら、労働運動によってパイの分け前と労働条件の改善を実現し、高サービスや安全に応じた対価を払って消費を謳歌できるかもしれません。

しかし
・成長の前提である発展途上国との交易条件の不公正が是正されつつあること
・日本と同程度の消費水準をもつ新興国との食料・エネルギー・原料等の購買競争の激化
・地球環境上の制約
等によって、成長は期待できませんし、そもそも今の日本は成長し過ぎたと考えます。

そこで、苦痛をもたらす労働(賃労働)と、これまた労働の苦痛を増す消費(高サービス・低価格を求める行為)を、出来るだけ排除することが、安楽な生き方だと考えます。

具体的には、年間支出100万円@1人(四人家族なら400万円)、賃労働は週3日程度が妥当なのではないかと思うのです。※残りの4日間のうちのいくらかは、社会活動、家庭菜園、ボランティアといった、お金にはならない自給や助け合いに活用する必要はあります。

もちろん、これは「能力に応じて働き、必要に応じて受け取る」という高度の助け合いの社会(共産主義)の実現までの暫定措置に過ぎません。

ただ、私の直感では暫定措置期間は短くて2~3世紀かかると思います(-.-)Zzz
なので、私が生きている間は、共産主義到達に至る過程を楽しむことで満足しようと思います(^ー^* )フフ♪

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コメント 8

ちょうそう

 CS(顧客満足)という言葉があるように、今の日本は消費者至上主義の傾向があってサービス過剰と感じる時もあります。でも逆に日本以外の国の無愛想な接客は自分には耐えられないかもしれません。店員もお客もほどほどにお互い気を遣う程度で丁度いいのではないかと思います。私はお店で私の用事が済んでも私が退店するまでかしこまっている店員に自分の仕事に戻ってくださいと促すこともあります。

  自分も安楽な生き方が広がるといいと思いますが、ストレス耐性が高くて、激務歓迎・立身出世主義の人も多いと思うので、お互いうまく住み分ければいいのかなぁと思っています。

  hnhkさんの見立てでは最終的には世界は共産主義に移行するのですね。私の見立ては逆ですが、できれば助け合いの精神あふれる世界になってほしいと思います。
  
by ちょうそう (2015-10-25 16:12) 

majyo

いつも思うのですが激安商品は良くないなあと思っています。
そこには労働者へのしわ寄せが多く
それで利益を何とか出そうと考えている経営者がいます

フェアトレード商品がありますが、
海外品もきちんと生活が成り立つような仕組みにしないと
このスパイラルから抜け出せません
しかし、フェアトレード品は、高価でもありますから時々しか買いません
100均でものを買う時は、心に少しだけ痛みがあります
また過剰のお客としての態度にも問題があると感じています。
そこに、自分の立場を置き換えれば
わかると思うのですが

by majyo (2015-10-26 08:05) 

koumuten

消費者と言う言葉について改めて考えさせられた気分です。
こうした意見や考えを読ませていただき、もう少し頭も使って生きないといけないなぁと考えさせていただきました。
by koumuten (2015-10-26 18:12) 

hnhk

ちょうそう さん

「店員もお客もほどほどにお互い気を遣う程度で丁度いい」は、私も同感です。

『「お客様」がやかましい』でも、「お客様」の不満を排除する努力の程度を下げようと提案しています。

共産主義は、あくまで私の理想かつ願望なので、実際のところ、未来がどうなるかは分からないです(T_T)



by hnhk (2015-10-26 18:50) 

hnhk

majyo  さん 

激安商品や100均でモノを買うと私も良心が痛みます。

そういう時は、それによって得られた利益を活動することで、還元するようにしています(^^)

と言いますか、そのように考えるようにしています。


by hnhk (2015-10-26 19:03) 

hnhk

koumuten  さん 

コメントありがとうございます。
この記事が、koumuten さんの思想形成に少しでもお役に立てれば、嬉しい限りです(^^)
by hnhk (2015-10-26 19:10) 

消費しないピノキオ

自給自足を実践している hnhk さんは凄いと思っています

テクノロジーの発展について言及されていないことに
少し驚いたので、コメントを入れました

テクノロジーの発展が及ぼす影響については
どのように考えられていますか

よかったら、こんどエントリーにしてもらえたらなと思いました
by 消費しないピノキオ (2016-01-03 04:47) 

hnhk

消費しないピノキオ  さん

労働と、テクノロジーの発展との関係についても興味深いですね。

これまでにも、OA化による人員削減等で、より少なくなる雇用を巡って、労働力の安売り競争につながることは多々ありましたが、就労先を離れれば、ひとまず労働とは物理的に切り離すことができました。

ところが、近年のテクノロジーの発展は、仕事と私生活の物理的垣根を崩し、より労働に近づける傾向があると思います。
例えば、携帯電話の普及によっていつでも雇用主や客に呼び出されててしまう等です。

「発展」のヘゲモニーを握る主体があくなき富の集積を志向するものである限り、主として労働環境の悪化につながる気がします。

ちなみに、テクノロジー一般については、東北大学の古川 柳蔵氏が提唱する環境制約下のイノベーションという考え方に近いです。

これまでの、資源が無尽蔵にあり、かつ環境劣化に配慮しないというイノベーションから、制約下のイノベーションに積極的な価値観を見出そうという提案です。
by hnhk (2016-01-06 14:36) 

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